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宅建の合間に同時進行で3か月~FP3級合格体験記

5月に受けたFP3級の合否発表がありました。

 

無事に合格していました~~。事前に金財のHPで発表された模範解答で合格点には達していましたがやっぱりドキドキしますね。ホッとしました。

 

元々受けるつもりが無かった試験だけど、一応勉強して緊張しながら試験を受けて、受かったらそりゃ嬉しいものですね。ありがたや~~。

 

しかしなんだってド素人の私がFP3級を受けたのか。

 

家族が全員金融関係で、父も母もFP3級(各々FP以外の金融系の資格も有り)を持っています。知り合いにも多いです。

 

そこで。

 

・これから受験予定の宅建と少しばかり内容が被っているから

 

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投資信託を始めたこともあり、ちょっとだけ金融商品の勉強をしたから

・簿記2級を受けた時、同じ部屋の人(後述)に「次はFP3級受けます~」派が多かったから

・再就職に向けて取れる資格は全部取っちゃいたかったから

・社会勉強の一環として保険や金融や年金のことを知っておきたかったから

 

ざっとこんな感じです。

 

先ほどちょっと触れた「部屋」の話。

 

簿記の試験を受けた時に一人で悶々とやっているとモチベーションが続かない時があるんですよ。「ついサボっちゃおうかな・・・」ということもある訳です。

 

そんな時に「みんチャレ」というアプリを知りました。みんチャレはそれぞれの目標(何でもいい)を掲げたチームを作り、5人1チームでその目標達成のために「今日こなしたチャレンジを写真で送信」し、励まし合うというアプリです。

 

私は簿記2級の部屋に入り、そこに3か月程在籍していました。

 

 

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そこの方々は「簿記2級が終わったらFP3級と宅建を取りたいな」という方が多かったんですね。

 

確かに「簿記、宅建、FP3級があれば再就職の際にもアピールできるんじゃないかな?」と思ったことと、母の「3級は楽勝よ~~」という声に半ば騙されて?軽い気持ちで受験することにしました。

 

ここでFP3級の試験内容についてちょっと説明を。

 

FPとは「ファイナンシャル・プランナー」のことです。以下、FPについて日本FP協会のHPより拝借しました。

 

『人生の夢や目標をかなえるために総合的な資金計画を立て、経済的な側面から実現に導く方法を「ファイナンシャル・プランニング」といいます。ファイナンシャル・プランニングには、家計にかかわる金融、税制、不動産、住宅ローン、保険、教育資金、年金制度など幅広い知識が必要になります。これらの知識を備え、相談者の夢や目標がかなうように一緒に考え、サポートする専門家が、FP(ファイナンシャル・プランナー)です。』

 

FP3級はその中で「初級編」と言われる級ですね。

 

ちなみにFPの試験は「金融財政事情研究会(通称:金財)」と「日本FP協会」という二つの団体がやっています。どちらで取得しても「3級ファイナンシャル・プランニング技能士」であることに変わりはありません。

 

私は金財で受けました。今考えると「日本FP協会の実技の方が簡単」という話もありましたので、そちらで受ければよかったかもとも思っています。

 

金財で受けた理由は

 

 ・母も金財で受けていたから

 ・金財の方が受験者数が多く、受験地の選択肢が多いらしい?

 

ということを聞いていたというだけです(笑)正直、勉強すればどっちでもいい、と思います。

 

FP3級の試験は「学科」と「実技」に分かれます。学科はFP協会も金財も同じ問題が出ます。

 

実技は

金財の場合「個人資産相談業務」と「保険顧客資産相談業務」の2種類から選べます。保険屋さんだったら保険顧客資産相談業務を受けるのでしょうね。

 

日本FP協会の実技は「資産設計提案業務」です。

 

「実技」と言っても、お客様相手にロールプレイングする等の類ではなく、学科と同じようにマークシート方式のペーパーテストです。

  

私の場合、実技は「個人資産相談業務」を選択しました。

 

実技の個人資産相談業務を選んだ理由は「投資信託を始めてちょっと勉強した」ことと「自分の将来のライフプランを立てられたらいいな」ということで決めました。

 

試験は午前中に学科試験2時間、お昼を挟んで午後に実技試験1時間で終了です。何気に長い^^;

 

金財はその日の17時30分に模範解答がHP上にアップされますから、自分の解答を問題用紙にメモしておけば(問題用紙は持ち帰れます)、自分の点数が分かります。

 

 

さてさて実際の勉強方法です。

 

勉強方法は独学。5月受験だったので勉強期間は3か月弱でした。「1日30分やればいいでしょ~」とかなりナメてましたね。宅建と同時進行で勉強してましたし。

 

教材は「テキスト1冊と問題集1冊だけ買う」と決めました。独学です。

 

アマゾンでレビューを見て比較的良かったのと、「出来るだけシンプルで分かりやすそうなものを」と決めたのがこの2冊。

 

 

'19~'20年版 FPの学校 3級 きほんテキスト【オールカラー】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)

'19~'20年版 FPの学校 3級 きほんテキスト【オールカラー】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)

 

 

 

'19~'20年版 FPの学校 3級 これだけ! 問題集【オリジナル予想模擬試験つき】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)

'19~'20年版 FPの学校 3級 これだけ! 問題集【オリジナル予想模擬試験つき】 (ユーキャンの資格試験シリーズ)

 

 

テキストの方は確かにまとまっているなという感じはしましたが、ちょっと内容が薄いので「?」という言葉があっても説明が無かったりということもしばしば。

 

結局ネットで調べながら進めたこともしばしばでしたから、もうちょっと中身の濃い本でも良かったかもしれません。

 

一日分約30分~1時間弱で出来るようになっていて、それが30日分。1か月でテキスト1周出来るという構成になっています。これは無理のない範囲で勉強が出来ていいと思いました。

 

内容は年金の部分が分かりづらかったですね。ただでさえ複雑なところなので、もうちょっと分かりやすく丁寧に書いてくれたら嬉しかったです。

 

問題集の方はちょっと問題が少な目ですが、難易度はちょうどいいと思います。テキストと問題集が同じというのはやっぱり分かりやすいですね。

 

勉強方法はテキスト一日につき一日分を進めて1周させました。

 

その後問題集に入り、問題集を解いては分からないところをテキストで戻り・・・という作業を繰り返していました。

 

最初は学科のところだけを3回転させました。それから実技に入ります。この頃薄っすらと頭に入ったかなという感覚はありました。

 

次に実技の問題へ。

 

「え?!良く分かんない!?!?」が感想です(笑)

 

年金関係や相続の辺りが全然判っていないということが判明。テキストを確認しながらぼちぼちやっていたら当初の予定より全然遅れてしまいました。まあ、GW辺り中だるみもしてましたが^^;

 

「これ、ちょっと問題に慣れないとまずいかも」と思い始め、金財のHPへ。

 

金財のHPでは過去7回分の過去問と模範解答が公開されています(ありがたい)。過去3回分プリントアウトして解いてみました。

 

ま~実技が出来ない。結構余裕こいてたんですが「あれ?これヤバイかもしれない」と気づいたのが試験1週間前。

 

「これはちょっとちゃんとやらないとだめだ!」と宅建の勉強をストップさせて、ラスト1週間はFPの勉強に集中しました。と言っても一日3時間程度だったかな。

 

問題集の実技は1回転しかやらず、FPの過去問の方を2~3回転させて試験に臨みました。

 

無料なんだから当たり前ですが、金財で配布している過去問と模範解答はただ解答の番号(マークシート)が書いてあるだけで、解説はもちろんありません。

 

それを一つずつテキストで確認していく時間が惜しかったのでネットで探したところ、過去問を一問ずつ解説して下さっているFPさんのサイトを見つけました。

https://fp3test.com/info.html

この方の解説が分かりやすく、非常に助かりました。お蔭で大幅な時間節約と理解を深めるのに役に立ちました。ありがとうございました!

 

試験前日は子供の運動会ということもあり、ヘットヘトに疲れてしまいました。予定が立て込む時はそんなもんです。前日は夜の9時頃から1時間弱勉強しただけで早めに休みました。

 

そして試験当日、何故か子供が6時前から起床して寝不足。前日の疲れもあり、コンディション最悪。とりあえず試験へ。電卓と受験票は忘れずに!

 

試験へ持っていった教材はテキストと過去問(答えと要点を書きこんだもの)を数回分です。

 

最初は学科。学科の試験が始まる前までは学科の見直しをひたすらしていました。

 

「実技より学科の方が簡単!」と思っていたのですが、今回学科が難しく感じました。途中全然「分からないいいい!!!」ところもあり、「これもしかするとヤバイいんじゃないか?」と思いました。

 

結果、45/60でクリアでした。合格基準は36/60(問)です。もっとギリギリかと思いましたがとりあえずホッ。

 

学科は1時間ちょっとで途中退出し、お昼ご飯を食べ、午後の試験まで会場で実技の勉強をしていました。受験会場は都内の某大学でしたから、学内にあるベンチでご飯を食べて、勉強をしていました。

 

いざ試験。

 

実技の方が学科よりも簡単な印象を受け、ちょっと拍子抜け。

 

30分程度で終了しましたが、途中退室が出来ないのでぼーっとしていました。もちろんマークミス等のチェックや見直しはしましたよ^^

 

「多分これは大丈夫だわ」と手ごたえを感じ、家に帰宅しました。

 

帰宅して「あーとりあえず終わった~。ちょっと休憩~」なんてしてたら、あっという間に金財の模範解答発表。

 

答え合わせをして実技の方は80点/100点でこちらも無事クリア。合格基準は60点/100点です。

 

大体の合格率は80%程度なので、きちんと勉強すれば受かる試験だと思いますが、ナメてると落ちます(笑)私のように直前焦ります。

 

そりゃー3級と言えど、覚える範囲は多いし、あくまで検定試験ですからそんなに簡単では意味がないですよね。

 

今後、「FP3級取っておいて良かったな~」という場面が来ることを祈りつつ、今年の資格試験後半のラスボス(前半のボスは簿記2級)「宅建」に向けて頑張りたいと思います。