私がこれまでに経験したことを書くブログ

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親知らず全身麻酔抜歯手術入院レポ3

術後4日目過ぎて段々と腫れも治まり、大分食事も取れるようになって、最後の方は全部食べられるようになっていました。

毎日、外来へ消毒へ行くのですが

5日目の時かな、先生が

「これ、外来で普通に抜いてたら今頃は口が全く開かない位腫れてたね」とおっしゃいました。

ひーーー。

毎日2回の腫れ止め点滴の効果があったってことですね。あー良かった。どうもこの点滴はステロイドだった模様。


確かに約1週間の入院なので、お仕事をされている方はもちろん私のように小さい子供がいる方も「ちょっと大変だぞ・・・」なのですが、このように点滴などの処置や毎日の消毒&診察がありますし、食事も管理してくれるので楽です。

家に帰って痛みを堪えながら自分で刻み食を作るのは大変ですもんね。

結局私は退院の朝まで点滴を続け、食事もずーっと全がゆ&刻み食でした。


入院中、元気で暇だろうなと本を持っていったのですが

全身麻酔で一応手術だったので、結構体の負担になっていたのか術後2週間ほどフラフラして体調が悪かったです。

入院中も売店に歩いて行くだけで結構疲れたし、昼寝もよくしてました。余り本を読む元気が無かったですね。


あとは・・・・

一番懸念していた「ドライソケット」にもならずに済みました。

ドライソケットとは・・・・抜歯後の傷に血餅がみられないため歯槽骨が露出し、傷に強い痛みがあることをいう。抜歯の偶発症で、下顎の埋伏智歯の抜歯後のものが多い。

通常の場合、抜歯後に麻酔が切れれば痛みがあるが、その後は次第に痛みが弱くなっていく。しかし、ドライソケットの場合は、2~3日後くらいから次第に痛みが強くなっていく。

だ、そうです。ウィキペディア先生から拝借しました。

原因は・・・通常、抜歯後の傷は血餅(血液がゼリー状になったもの)で塞がれるが、患者が過剰な含嗽をしたり傷を気にして触ることにより、血餅が十分に形成されなかったり脱落してしまうことによる。また、感染による炎症で血餅が溶解することもある。

だ、そうです。これもウィキペディア先生から拝借しました。

これがとても痛くて辛いというので、かなりビビってました。先生も「これはどうしようもない。なる人はなる」とおっしゃっていたのでとにかく祈るのみでした。ならずに済んで本当にラッキーでした。


あと、女性の方は生理用品の準備をして行った方がいいです。

手術をすると体がびっくりする?のか周期外の生理になることがあるそうなのです。

母も妹もその経験があったそうですが、私の場合手術とは言え、歯だったのでまあ無いでしょと言わなかったらしいんです。先生にも言われませんでしたし。

そうしたら、手術から3日後位からかな。生理予定日まで2週間以上先なのに、不正出血みたいな出血が見られました。2日程続いて、退院してからすぐに生理が来ました。

いつものような重めのPMS症状も全く無く、生理が来たのでびっくりしました。こんなこともありますので、念のため準備をして行った方がいいと思います。


そんなこんなで当初の予定通り5泊6日で退院となりました。先生の腕も良く、予後も良かったし看護士さんを含めスタッフの方々が皆親切でこの病院で出来て良かったなぁと感謝しております。

 

退院前に最後の点滴をして、最後の消毒と傷のチェックを先生にしてもらいます。

傷もきれいで問題なし!と言うことで退院へ。

抜糸(歯科では「ばついと」と言うそうです。「ばっし」は抜歯のこと)は術後約1週間ということで予約を取り、お薬(抗生剤と痛み止め)を貰い、退院精算をして帰宅です。

私はそのまま実家へ帰りました。その後すぐ自宅へ帰れるかなーと思ったのですが、立ちくらみなどの体調不良が残って結局1週間ちょっと実家でお世話になりました。

実家でも全て刻み食にしてもらっていました。結局術後10日位で普通食が食べられるようになったかな。

抜糸時は大して痛くなかったです。切開は4箇所だったので、4箇所抜糸だったのですが余裕でしたよ。ドライソケットもなく安心しました。

ただ、術後2、3週間までかなぁ。特に酷かったのが術後1週間過ぎ。耳の奥が時々痛くてちょっと困りました。

顎の骨を結構削ったのもあるのかなーなんて。子供が金切り声を上げると耳の奥がキーーーン!となって痛かったです。先生にも言ったけど、それについては「もし酷かったら耳鼻科へ」と。

あとは一時的な顎関節症ですかね。長時間口を開けっ放しにしていたので、顎がガクガク言ってました。「酷い様ならマウスピースを」と言われたのですが、これも2週間程度で治りました。


抜糸から1週間後に再度診察して問題が見られなかったので、今回の親知らず抜歯治療は終わり。これにて親知らず入院レポ終了です。

口腔外科の先生がかかりつけの近所の歯科の先生に今回の手術結果の文書を書いてくれました。今度、歯医者さんに行く時に渡します。


術後1ヶ月半位で、やっと歯茎のぐじゅぐじゅやたまにあるじわっとする痛みが無くなりましたね。

やっぱり術後1ヶ月前位はかなり違和感があります。いや、今も抜いたところの歯茎が下がりぼっこり穴になっていて、食べかすがつまるので食後に何度もうがいをするんですけどね。

大体3ヶ月位で歯茎が上がってくるそうです。

左下側の歯茎が一時的に下がってる影響で知覚過敏が出てます。今は大分良くなりましたが、2週間前位は真水でも沁みました。


私の親知らずは1~2ミリ程度顎の骨から出ていたそうです。これが全部顎の骨の中なら一生抜かずに済んだそうです(歯茎も腫れないから)。惜しかった!!!



ちょっとラッキーだったのは入院生活でゴロゴロ&3食ちゃんと食べていたのに3キロ程痩せていたことです。なんでー?でも嬉しい。見て分かる位痩せたみたい。



概して「下の親知らずは大変だけど、上は余裕で抜ける」と聞くので、

「万が一、上の親知らずが痛んでもすぐ抜けるでしょ」と思って先生に聞いたら

「あなた上の歯も水平埋伏だし過剰歯(人より歯が1本多い)あるから抜くの大変だよ」と言われて白目。

上の親知らずよ、一生疼かないでお願いだから。

 

次回、番外編です。