私がこれまでに経験したことを書くブログ

私がこれまでに経験したこと感じたことを書くブログです。

中1の子供のテストの点数を3週間で平均10点あげました①

小1の頃から既に勉強が苦手だった息子。

体が弱いのもあって(これまでの入院回数8回?もっと?)学校も休みがちでした。

 

必然的に家でフォローが必須でした。全教科教えていました。それこそリコーダーをもう1本買って一緒に吹いたり。

体育は私が喘息で走れないので、体育の家庭教師をつけて「かけっこ」を教えてもらったりもしました(;'∀')

それでやっと平均点。

本当は中学受験をさせようかとも思っていたのですが、病弱でとてもじゃないけど塾通いは厳しいこと、そもそも地頭が悪いので無理!という結論に早々に辿り着いたのでした。

 

子供の性格は「恐ろしくマイペース」です。その場ではしゃぐ友達はいても「家に帰ってきてまで友達と遊びたくない。自分の好きなことだけをしていたい」という超マイペース。私に似ているところもあると思います。

 

「超マイペース息子」さんは「人と比べる」ことをしません。ですから、「勉強が出来なくて恥ずかしい」という感情や「自分は勉強が出来てない。マズイ」という感覚も皆無です。とにかく「好きなことだけしていたい怠け者」です。

 

「まあ、今の時代勉強が出来なくてもいいじゃない」と言う方もいらっしゃいます。

確かに頭が悪ければ体を使え!もアリです。しかし息子は病弱ボーイです。体も使えないじゃん!!!ということで頭を抱える母。

しかもいくら体を使った仕事って言ったって、突出した才能や能力も無い義務教育程度の勉強も出来ない子が仕事が出来る(指示を理解し、仕事を組み立てる力)とは残念ながら思えません。

youtuberなども決して甘くはない世界です。そもそも怠け者が出来る訳ないだろう。

 

そんな中、中学に入学しました。

最初は「新しい環境になってすぐに病気なんてことにならないよう」と体調管理の方にかなり神経質に対応していました。

中学生になり息子自信の体力もついてきたのか、入院はなし。体調を崩すことも減ってきました。以前は1年間で通算1か月以上下手したら2か月欠席しているのがデフォでしたが、今のところ4日程度の休みで済んでいます。

 

1学期の中間テストは本人も勉強の仕方が分からないだろうと私がつきっきりで教えました。

結果は平均点前後。予想通りです。

 

期末テストは「ちょっと自分でやってごらん。もう中学生だし」とちょっと突き放したんですよ。

これが中々の結果でして。

 

「これはもうだめだな」と塾に入れたんですよ。塾の先生は「頑張れば〇〇位の学校はさほど難しいことはないですよ」とおっしゃいました。

 

夏休みはぎっちぎちに夏期講習を入れ、まさに塾漬けでした。

 

そして2学期中間。

 

衝撃の結果が。

 

 

 

「塾の意味は何だったんだ~~!!!!」

 

 

 

余談ですが、私自身は中高一貫校に通い、大学受験は外部受験をし、そこそこ勉強はしました。

とは言え、途中「中学受験したんだから、もう勉強しなくていいんだよね?!」と全く勉強しなかったら中2で坂道が転がるように成績が急降下し、痛い目をみた記憶があります。

そこから心を入れ替えて猛勉強したので(でも大学MARCHだけど)塾よりも何よりも「自分で勉強することの大切さ」は骨身に沁みて理解しているつもりです。

 

塾はあくまで付属品。塾は使いこなすものであって、丸投げして安心なはずはありません。

だって塾行ったって週3とかそんなもんでしょ?その勉強量で足りるはずなんかないんですよ。

勉強出来ない子は「塾に行っとけば安心」では決してない。

うちの息子は塾を使いこなせるほどの力量がないのは明らかなのに、親の怠慢で完全に判断を見誤ったのです。

 

ここでさすがに「このままだと内申がマズイ」と塾の先生にも言われ、今回の期末試験に向けてつきっきりで私が勉強を見ることを再開したのでした。

 

とは言え、もう中学生。小学生のやり方では通用しません。

思い起こせば私は中2の2学期中間テストで学年順位が200人中180番台でした。そこから「あ、中学受験しても勉強しないと大学に行かれないんだ」と気づき、中3学年末で学年順位20番台にまで上げ、その後高校に上がり350人中15番まで上げた勉強法を息子に試してみることにしました。

しかも大人の今ならあの頃よりも更に俯瞰した、効率的な勉強が出来るはずです。

私も決して頭がいい訳でもなく、むしろ鈍くさくて不器用です。人の倍努力することで何とか希望した大学に入れました。

なので多分、息子も高校位は入れられる。

親としても覚悟して始めた勉強。

期末試験、3週間前からスタートしました。

 

続きます。