私がこれまでに経験したことを書くブログ

私がこれまでに経験したこと感じたことを書くブログです。

中1の子供のテストの点数を3週間で平均10点あげました②

中間テストが終わり、衝撃の平均点や順位が印刷されたプリントを貰ってきたのが期末テストの3週間前でした。

 

そこから親子二人三脚でのテスト勉強開始です。

 

<英語>

小学生の頃ECCに通っていましたが、怠け癖のある息子は1年でギブアップ。家で宿題をやるのが嫌だったそうです。もちろんECC付きっきりで毎週の課題をやっていました。語学は毎日の継続が命ですからね。それが嫌で辞めた息子氏(^_^;)

 

比較的英語は好きなようですが、文法が中々理解出来ません。

 

というのも息子は活字が苦手です。図鑑などはかなり熱心に読むのですが(自分の興味があるもののみ)、小さい頃から本が嫌いです。

読み聞かせをしようとしても勝手に本をめくって絵を見て終了。その間5秒。

一緒に図書館に行ったり、本屋に行ったりして本を見てもダメです。

仕方がないので、ミニオンゴジラなど興味がありそうな本の活字バージョンを買ってやって何とか読むかな・・・?程度です。読書感想文はほぼ私が書いているようなもんです(小声)。

 

ですから読解力がありません。場面を想像することも苦手です。読解力がないので、国語はもちろん、数学も英語も文章題になると出来ません。

 

1学期の中間までは教えたつもりでしたが、蓋を開けてみると全然出来ていなかったです。

特に基本中の基本、「主語、動詞」を読み取ることが中々出来ないのです。

日本語で「あなたの弟は歩いています」

という文章があったとすると主語は「あなたの弟」ですが、息子の場合「あなた」だけもしくは「弟」だけに目が行ってしまいます。

そして動詞は「歩く」です。短い文章だと動詞を捕まえられるのですが、ちょっと長い文章になるとどれが動詞だか分からなくなってしまいます。

要は日本語の主語と動詞を捕まえられないので、英語でそれが出来るはずがないのです。

 

本当はもっとしっかりと訓練したかったのですが、なんせ時間がありません。今回は学期末ですがら、8教科です。

まずは「主語」と「動詞」を捕まえる訓練をしました。

 

そして次に「肯定分」「疑問文」「否定分」が分かっていませんでした。それぞれの特徴を聞くと理解はしているのですが、問題文の日本語を読んでもすぐには理解出来ません。

そこでまずは「これは3つのうちの何文なのか?」というところを掴むところから始めました。

 

言ってすぐに分かる&覚えられる子ではないので、何度も反復訓練しました。

お陰で大分理解は出来てきましたが、未だに一般動詞とbe動詞、人称(一人称、二人称、三人称)がごちゃごちゃになるみたいなので、整理しながら教えています。

 

そして「英語ノート」を作成しました。

学校では色々なワークを使って勉強をするそうで、意外と効率が悪そうでした。あちこちとやるべきことが飛んでいてまとまっていないといった感じでしょうか。

なので、学校の勉強はちょっと置いといて、教科書のユニット毎の文章ノートを作りました。このノート1冊で教科書をまとめています。

 

このノートを作成するまでを「予習」とします

 

内容としましては

 ユニットの英語のストーリーを書き写す

       ↓

 新しい&分からない単語や熟語を調べて同じノートに書き写す

       ↓

 何度も音読をさせる(私も子供の頃からフォニックスをやっていたので、発音はまあ

 まあ出来ます)

       ↓

 その単元の文法ワークをこなす

       ↓

 文法が理解出来た上で英語のストーリの和訳を見開き隣のページに書く

 

ということを行いました。これは私が中学・高校とやっていた予習の一連の流れと同じものです。

息子の文法ワークとして使っているのはこれ。

NOBU先生のやさしい解説で中1英語【New Horizon】がすっきりわかる本: 別冊解答/別冊単語帳/リスニングCD付き

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  • 作者:山田 暢彦
  • 出版社/メーカー: 東京書籍
  • 発売日: 2016/06/24
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

 

教科書完全準拠なので分かりやすく、また文法の説明も簡素で視覚的にも勉強が苦手な子にとってとっつきやすい。

ある程度のレベルの子だとこのテキストだと物足りないかもしれませんが、息子のように何もかもが分からない子にとってはとても分かりやすいテキストだと思います。

 

そして学校の授業が終わったら学校のワークと自宅学習、塾で復習です。塾で予習もしてくれますが、息子はそれでも理解が足りずに放置していたところがありますので、それを自宅で拾って教えています。

 

自宅での復習にはこれを使っています。

中学教科書ワーク 東京書籍版 NEW HORIZON 英語1年

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  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 文 理
  • 発売日: 2016/03/07
  • メディア: 単行本
 

 

これも完全に教科書準拠なので分かりやすいです。基本的な問題の他に代名詞や動詞などの活用表があったり、単語帳があったりとかなり至れり尽くせりです。

これ+塾の英語のプリントで文法を完璧にしておきたいですね。

 

今回は時間が足りずにほとんど出来なかったのですが、最終形態として教科書のユニット毎のストーリを丸暗記して欲しいです。

私が和訳をwordでタイプして印刷したプリントを作ったので、息子がそれにどんどん英文を書いていくという訓練をしたかったのですが、今回はタイムオーバー。本来、ここまでやれば90点近くは取れるはずです。次回からは必ずここまでやりたいです。

 

今から3学期始まるまでの1か月で4月からの全ての復習を徹底的にやるつもりです。本人も「英語が随分分かるようになってきたなぁ」と呟いていたので、まあ成功なのでしょう。

 

次は国語です。