離婚へ向けて~離婚届提出~
別居宣言から離婚届提出まで3か月ちょっと、というスピード離婚となったワタクシです。
今回は離婚届提出とそれに伴って出てくる「アレコレ」を書きたいと思います。
元夫に「離婚届はこちらのタイミングで出させて欲しい」と言いました。
子どもの学校の新学期に伴って諸々の変更をした方が良かろうと判断して、子どもの春休みに入ってから離婚届を提出しようと思っていました。
んが、私がノロウィルスに罹りました(コートリルが飲めないので救急車で搬送されてハイドロコートンの点滴となりました(;'∀'))。
その後、子どももノロではないものの胃腸炎で入院1週間。大幅に当初の予定が狂い、離婚届を提出したのは3月31日!!!ギリッギリの離婚届提出となったのでした。
いや、4月に入っても良かったのですが、「気持ち的に3月中にケリをつけたい」と思っちゃったんですよね。「新年度から気分新たに!」といったところでしょうか。
と、その前に。
離婚届を提出する前に色々な手続きをしたり、調べられることは調べておいたりとちょこちょこ準備をしていました。
別居中にしたことは
・児童手当受給者変更
→実際に子どもを育てているのは私なので、児童手当が元夫のところへいかないように受給者の変更
元夫に「児童手当・特例給付受給事由消滅届」を書いてもらい、こちらで書類を提出して変更をしました。
・役所で児童扶養手当等の相談に行く
→父と一緒に役所へ行き、「これから離婚をするので」と話した上でこれから必要な手続きや受けられる支援について相談をしました。児童扶養手当が貰えるのかどうか世帯年収も関わってくるため、父と一緒に役所へ行って概算を出してもらいました。
お役所は親切に色々と教えてくれました。「これとこれの書類が必要なので、こうしておいた方がいい」とか「まずは離婚届を出して、そこからこちらへ来て下さい」等全て教えてくれました。一度相談に行くとその後の行動がスムーズで計画的に進むと思いますので是非とも離婚届提出の前に役所へ行かれることをオススメします。
そんなこんなを準備していざ離婚届です。
3月31日という年度末っぷりも相まって、お役所は激しく混雑していました。そりゃそうだ。
それを見越して開庁同時に入りました。
まずは「離婚届不受理申出」の取り下げです。
離婚届不受理申請を取り下げないと離婚届が受理されません。
まずこの届出をし、それから離婚届を提出します。
離婚届を出すにあたって、子どもの親権と私たちの戸籍、苗字の話があります。
私は親の戸籍に戻ろうかとも思ったのですが、私の親から見て孫(私の子ども)は私の親の戸籍には入れません。戸籍とはあくまで「親子」が入れるもので、孫は入れないんですね。どうしても入れたければ、私の親と私の子どもが養子縁組をする形になります。
そこまでこだわりは無かったので、私が戸籍の筆頭者になり、私と子どもの二人が入った新しい戸籍を作ることにしました。
とは言え、子どもを「はい、そうですか」とその場で元夫から私の戸籍に移すことはできないのです。
後日書きますが、裁判所を通して許可が出れば私の戸籍に子どもを入れることになります。何もしなければ子どもは元夫の戸籍に入ったままなのです。最初は私一人で元夫の戸籍から抜ける形となるんですね。
つまり離婚時は「親権は私だけど、私の新しい戸籍には私一人がいることになる」のです。
元夫には「子どもは私の戸籍に入れますから」と許可を取ってありますよ。
もちろん、苗字も元に戻しました。
余談ですが、苗字は「いつでも」最初の姓に戻すことが出来るのではない、のをご存知ですか?
私はいつでもできると思っていたのですが、苗字を変えた場合「ひとつ前の姓にしか戻れない」のです。
例えば
「佐藤」さんが結婚して「鈴木」さんになりました。
鈴木さんと離婚しましたが、そのまま鈴木さんを名乗りました。
その後「渡辺」さんと結婚し、離婚しました。
この時、戻れる姓は「鈴木さん」。つまり最初の夫の姓なのです。
この方の一番最初の姓、「佐藤さん」には戻れないのです。
バツ2以上の方はご注意あれ。これを避けるためには離婚の度に旧姓に戻しておけばOKなのです。
そして離婚届を提出すれば「はい、離婚完了!」なのですが、私はそのまま子ども関連の手続きや運転免許証の変更等をしたかったので、その場で「離婚届受理証明書」を発行して貰い、それを持ってあちこちと手続きに走ったのでした。
離婚届を出してタイムラグなしで戸籍が変更される訳ではありません。戸籍謄本や抄本に変更された戸籍が記載されるまで1週間以上かかります。
それまで何も手続きが出来ないと困ってしまうので、とりあえずこの「離婚届受理証明書」を貰ってどんどん手続きをしてしまうのです。「離婚届を出しました」という証明書です。
これは離婚前に行った市役所の子ども育成課で教えて頂いたことです。「その方がスムーズに事が運びますので、そうして下さい」と。
住民票も各種手続きに必要となりますので新しい住民票も取ります。私の市では離婚届を提出してから1時間程で離婚後の姓名が住民票に反映されるとのことでした。それを待って住民票を数通取っておきました。
住民票と離婚届受理証明書を持って子ども育成課へ行きました。そこで児童扶養手当の申請をしました。
審査に時間がかかるので「すぐに」という訳にはいきませんが、必要な手続きはここで全て済ませました。
主に児童手当の名前変更、児童扶養手当の申請、子ども医療費の名義変更等々です。
役所の方が教えて下さるので、その通りに手続きをすれば問題ありません。
その後、税制課(だったか、そんな感じの部署)へ行って「無職です。所得は0円です」という申告をしました。
その後「非課税証明書」を貰っておきました。何に使ったか失念してしまいましたが、何らかの書類に必要で取得した記憶があります。ごめんなさい!!!
それから年金です。厚生年金(サラリーマンの妻)から国民年金への切り替え手続きをしました。
離婚時の年金分割については後日また書きますね。
そして健康保険。子どもと共に元夫の会社の健保を抜け、父の会社の健保に入りました。もし父の会社の健保が無かった場合、無職の私は国民健康保険に入ることになります。
ちなみに今現在は父が定年退職し、任意継続の健保も終わったので今月から家族で国民健康保険に入りました。
とりあえず市役所で出来ることは終わらせて足りない書類は後日提出(戸籍謄本等)することとし、今度は次に大切な「運転免許証」の変更です。
ちなみに市役所には8時30分に入り、大体終わったのが12時でした。怒涛の手続き!!!
お昼休憩を挟み、午後から最寄りの警察署で運転免許証の変更です。
変更手続きの書類と共にサクッと裏書で終了しました。バタバタとした書類提出も一旦は終わり、めでたく新しい出発となったのでした。