私がこれまでに経験したことを書くブログ

私がこれまでに経験したこと感じたことを書くブログです。

離婚しました~子どもの戸籍変更~

離婚に伴って子どもの親権を得たのですが、それと同時に?子どもの戸籍(苗字)の変更もしました。

 

当初、「離婚届を出す時に『子どもも苗字を変更します』とすればいいんだろう」位にしか考えていなかったのですが違いました。

 

親が離婚しても子どもは自動的に「父の戸籍に残る」のです。母である私だけが戸籍を抜ける、という形になるんですよね。

それに合わせて私は自分を戸籍筆頭者にした新しい戸籍を作りました。

 

「子どもを自分の戸籍にうつしたい時はどうしたらいいか」

それは

家庭裁判所に『子の氏の変更許可』の申立てをする」のです。

「ええっ!?結構大事!?」と驚きました。

裁判所に子の氏の変更許可を申立て、審判を経て許可が出れば子どもの戸籍が変更できるということになるのです。

 

必要書類に「子どもの戸籍謄本」と「父と母の離婚の記載がある戸籍謄本」とあります。(詳しくは裁判所のHPをご覧下さい)

http://www.courts.go.jp/saiban/syurui_kazi/kazi_06_07/

 

つまり、離婚届を出してすぐは出来ないんです。

離婚届を出して1週間~すると戸籍謄本に反映されるので、それを待って新しい戸籍謄本を取っていざ家庭裁判所へ!なんですよ。子どもの戸籍謄本(全部事項証明)があれば父のことも書いてあるので、元夫のはわざわざ取らなくてもいいです。加えて私の戸籍謄本も必要です。

 

私はせっかちなので「この待っている間が嫌だ~~~!」とウダウダ言っていました。スパッと終わらせたいんだよおおおお!!!

 

確か離婚して2週間位だったでしょうか。新しい戸籍謄本を持って家庭裁判所へ行きました。

 

ここで収入印紙(800円)を買い、「子の氏の変更許可」の申立てをしたいと伝えます。

必要書類に記載をし、提出書類と一緒に提出をします。

 

その後「審判」を受けます。

審判とは面接のようなもので、「この人に子どもを預けても大丈夫か?」ということを見られます。

仕事をしている方だと中々時間が取れないこともあって離婚してからしばらく時間が経過してしまう方も多いそうですが、私の場合は「一刻も早く子どもの戸籍を移したい!」と離婚届を出してから2週間足らずで子の氏の変更許可の申立てをしたので家庭裁判所調査官の方から「あら!離婚したばかりなのね!?」と驚かれました(;'∀')

一応、「審判」ですから印象を良くしておくためにも、ある程度「きちんとした服装」をしておいた方がいいと思います。

審判では「現在の私の状況」や「家族や周りの環境」などを聞かれました。審判は15分程度だったでしょうか。

年配の女性の方でした。「あなたなら大丈夫ね^^」と言われて無事終了。

即日処理審判を利用したので、その日のうちに家庭裁判所で審判所の謄本を受け取り、その足で市役所に提出して無事に子どもの戸籍を私の戸籍に移しました。

子供の苗字も変わり、子どもと共に新しいスタートを切ることになりました。

 

子どもの戸籍が変わるまでここからまた1週間以上かかるのですが、これが終わってようやく離婚関連の手続きが一段落となるのです。全部が終わるまで1か月以上はかかりましたね。長かったです~~。

 

過去記事に記載しましたが、子どもの苗字を学校でどうするか?です。

 

うちの場合は子どもが「小学校のうちは苗字を変えたくない」ということでしたので、その旨を担任の先生に聞いたところ

通名という形で前の苗字をお使いいただいて結構です。その代わり、卒業証書には本名で記載します」とのことでした。

卒業式の時は本名で呼ばれるのかな、急に本名で呼ばれて子どもが嫌な思いをしないだろうか、と心配していましたが、学校側の配慮で卒業証書授与の時はそれまで通り「通名」で呼んでくれました。後で卒業証書を見たら「本名で」記名されていました。学校側の配慮に感謝します。

 

そして中学生になったタイミングで本名に切り替えました。

本人は余り気にしていないみたいですが、公立中学へ行ったため小学校の友達がそのまま持ち上がるんですよね。数人から「どうして苗字が変わったの?」と聞かれたそうです。

子どもは「親が離婚したから」と答えたそうで、聞いてきた子たちは「えっ・・・。なんかごめんね・・・」と申し訳なさそうに言ったそうです(^^;子どもは「友達は皆常識人だよ」と言っていました。親の勝手に付き合わせて本当に申し訳ないです。

 

次は年金分割とお金のことについて書きます。