もう一度やってみよう
物心ついた時から「お化粧品」が大好きでした。
洋服やヘアセットには余り興味が無いのですが、何故か「お化粧品」が好き。
子ども心に「鏡のついたコンパクト」に異様に高揚していた記憶がありますw
中学生になると「メイクの基本」という本を買い開眼。藤原美智子さん等の有名メイクアップアーティストの本や雑誌を熟読しました。
今から25年近く前は今ほど品質の良いプチプラコスメはありませんでしたが、ドラッグストアに行ってはお小遣いの範疇で少しずつ色々な化粧品を買い
「リキッドアイライナーでアイラインを1日10回は描く!」という「アイライナー1000本ノック」もどきなノルマを課して、ひたすら練習をしていました。
今思えば、ネットすらないし、アットコスメもない時代。学校の帰りにコツコツとドラッグストアや本屋さんに通って研究していました。その位勉強しておけば今頃は・・・(笑)
中学・高校と校則の厳しい女子校にいたので学校にメイクをしていくなんてとんでもない。ひたすら家で練習の冬の時代ですw
それが大学生になると自由にメイクが出来る!!
嬉しくて嬉しくて、最初のうちは机の上に芸能人のメイクルームのように翌日使うメイク道具を並べて寝ていた程でした。
でもなぜかそれを仕事にしようとは思わなかったんですよね。あくまで「趣味」。
社会人になってもメイク熱はじわじわと続き、いつからか会社の先輩方に「今日は特別な日だからメイクをしてもらえないか」と頼まれるようになりました。
今思えば「本当に好きなことをやっていて、それで誰かに喜んでもらえるようになると、いつかは仕事になるのかもしれないなぁ」と感じた出来事でした。
それが6、7年前からでしょうか。
副腎の病気が見つかる少し前から全く美容に興味が無くなりました。
あんなに好きだったメイクやスキンケア。
スキンケアもいつの間にかニベアを塗っておしまい。
メイクも惰性で毎日同じ。
病気をしたこともあるし、自分の年齢的な衰えもあります。
どこも行かれないのにキレイにしてもしょうがない。若い頃みたいに肌がきれいじゃないし、いろんなところがくすんでたるんできますよね。
ファンデを塗っていてもしわっぽさが目立つ。そばかすは増える。
頬はたるむ。毛穴はバッチリ。
何度かシミ取りレーザーもしましたが、結局戻りシミ。
色んな現実が見えてきて「もういいや。疲れちゃった」となってしまいました。
ただ、思い返すとこれまで唯一続けてきたことってメイクなんですよね。
具合が悪い日が続いても何とか週1のパウダーパフ洗いは続けているし、家に貯めていた化粧品のストックを見るのも好き。アットコスメも覗いちゃう。
「若い頃とは違ったメイクをまた楽しんでみようかしら」と思うようになりました。
本当はメイクアップスクールに通いたいのですが、いかんせん仕事に行くだけでまだまだグッタリです。特にこれから暑くなる季節ですし、まずは仕事に体力を使いたい。
という訳で本を2冊買って、独学することにしました。
周囲がざわつく自分になる 必要なのはコスメではなくテクニック
- 作者: 長井かおり
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2016/07/01
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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こんなことでよかったの! ? 96のメイクテクニック 美しくなる判断がどんな時もできる
- 作者: 長井かおり
- 出版社/メーカー: ダイヤモンド社
- 発売日: 2017/08/24
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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「長井かおり」さんのメイク本です。
分かりやすいのにどれも「小技」が効いていて素晴らしい!
今まで「ルースパウダー一本攻め」でしたが、これからは「ミネラルパウダー」との両刀使いで参ります。早速Amazonでミネラルパウダーとブラシを買いました。
まだまだ改善の余地はありそうなので、楽しみながら勉強していきたいです。