私がこれまでに経験したことを書くブログ

私がこれまでに経験したこと感じたことを書くブログです。

生理痛と不正出血と子宮筋腫と無排卵月経と副腎機能低下症

子供を産む前までは生理痛が重く、毎月が憂鬱でした。

子供を産んでからはPMSが酷くなった代わりに生理痛がほとんどなくなりました。

8年程前から「生理1週間前から少量の出血後生理が来る」という状態に。その間はPMSで絶不調。生理が来てからの方がむしろ体調が良いという状態に。

 

このダラダラ不正出血が結構鬱陶しくて婦人科にも通いましたし、カウフマン療法もしましたし、出来ることはやりました。でも止まらなかったんですよね。

その時に「無排卵月経ですね」と言われたものの、これ以上子供を産むつもりもないので医師に許可を得て婦人科での治療は「一旦、経過観察」となりました。

 

その後も年に一度の子宮頸がんと体癌の検診は受診していました。

去年初めて「子宮筋腫が複数ある」とのこと。それまでは右卵巣の腫れのみだったのに。とは言え、これも小さいものなので、経過観察となっていました。

 

そんな中、4か月位前から生理痛が気になるようになりました。それもこれまでとは違う痛みです。

これまでの生理痛は「子宮が収縮する痛み」が強かったのですが、今は「腸が痛むような感じ」です。汚い話なのでお食事中の方は申し訳ございません。

最近、普段でも「便が腸を動くと軽い腹痛がする」ことが時々あります。それが強くなったような痛みがあります。

気づいた当初は「また食べ過ぎかな~」と思ってやり過ごしていたのですが、便も普通だし、生理開始と共に起きるなあと気づきました。

 

生理に関連して起こる症状なのか、それとも胃腸の症状なのかを確かめるために、不正出血が始まったら辛い食事や極度に脂っこい食事や食べ過ぎを控え、普段通りの食生活を心掛けました。

結果、やはり「あのお腹の痛み」が起きます。

 

妹が同じ症状で婦人科に行ったところ「ロキソニンブスコパンを4時間おきに飲んでみて。それでもダメなら漢方やホルモン剤を考えましょう」と言われたと聞いて、私も同じようにしてみましたが、少し良くなったかな~?位。痛みはさほど続かないし、余り深刻には考えていませんでしたが、筋腫が見つかってしまったのでちょっと引っかかっていました。

 

子宮筋腫が大きくなっていて手術、は勘弁だ~」と思いつつ、先月の生理の後に子宮がん検診のついでに相談をしてきました。妹と同じ先生のところです。

 

まずは子宮がんの検査。

内診のエコーを見ながら先生が「子宮に関わる手術とかなさいました?」と。

子宮筋腫のことですか?去年いくつかあると言われました」と答えると、「そうですね、小さい筋腫がありますね」とのこと。これが手術痕に見えたのかもしれません。

 

その後問診へ。

まずは「無排卵月経について」

 

先生曰く、「これは副腎が影響していると思われます。副腎は人が生きるために一番大切なホルモンが関係しています。体はとりあえずストップしている副腎を守ろう、もしくは副腎の欠損を補おうとします。

他の臓器を止めることで、副腎のカバーをしようとするんですね。

人間の臓器はどれも生きる上で必要なのですが、その機能を止めても生存に支障がない唯一の臓器は生殖器です。これを止めることによって、他の臓器をカバーに回しているんだと考えられます」と非常に分かりやすい説明をして頂きました。

 

確かに「過度なダイエットで生理が止まる」などはこれと同じような現象でしょう。

「栄養が足りない→臓器がダメージを受けそう→無くてもまずは生きていける臓器から止めよう→無月経」という感じですね。

 

しかし副腎機能低下症って厄介ね~~。前の婦人科でも言われたけれど、要は「ホルモン系の中でも一番中心にいるホルモンだから、そこがダメだと他のホルモンにも影響が出るよ。自律神経失調症にも関係している」と。ラスボスかよ。

 

生理痛についてはやはり妹と同じように「ロキソニンブスコパンをしっかり飲む」ということでした。私は「それをしても余り効果を感じられない」と伝えたところ、「今日の血液検査やがん検診等の結果を踏まえて今後の方針を決めますが、その場合は漢方かホルモン剤(ピル)の治療になると思います」ということでした。

 

ただ、この先生は「女性ホルモンの薬は喘息に悪影響があることもあるので、最初は漢方からスタートしたい」と最初におっしゃいました。

私の喘息の主治医は以前、これを気にしていました。

「婦人科の先生は女性ホルモン剤で喘息が悪化することをご存じない先生が多いのよ」と。そこで以前は主治医とコネクションがある婦人科に通っていたのですが、その先生がご高齢で引退され、主治医も「今後は婦人科どうしようかな~」と困っておられました。

 

この先生はホルモン剤の喘息への影響をご存じだったので「この先生は当たりかも」。

「副腎への影響も私は分からないので、主治医の先生にホルモン剤を使っても大丈夫かどうか聞いてきて下さい。まあ、カウフマンやっているので大丈夫かと思いますが」とのことでした。

主治医に伝えたところ「コートリルの補充をしていない場合での女性ホルモン剤は良くないけれど、しっかりと補充していれば問題なし」ということでGOサインが出ました。

 

その後1週間して、血液検査や子宮がんの結果が出ました。

結果は「今すぐにどうこうするような悪いところは無し」でした。

「卵巣の腫れは収まっている、筋腫もあることにはあるものの、とても小さいので大丈夫、子宮内膜症の気があるので経過観察」

ということでした。

痛みの方は当面ブスコパンロキソニンで対応とのことでした。私も「手術になったら困る~、痛みはとりあえず何とかなる状態」なので経過観察として頂きました。病院ばっかり行きたくないので。

但し「痛みが強くてブスコパンロキソニンでは無理だ、という時はいつでも来て下さい。次の治療を考えましょう」とのことでした。

「生理前1週間のダラダラした出血についてはそれを含めて生理だと考えて下さい。生理は鼻血のように急に出血するのではなく、イメージとして少しずつ子宮内膜が剥がれていく感じですから、通常の生理と含めて10日程度であれば問題ありません」とのことでした。

 

そして昨日から生理なのですが、今回は痛みが強い(;'∀')

昨日の午後から痛み出して「あ、これは生理が来たな」と思ったら案の定でした。

 

今日は休みの日だったので家で過ごせましたが、ちょっとこれ仕事の日だったらキツイかもしれません。

せっかく経過観察で安心していたのになぁ。もうちょっと様子をみて、ダメなようでしたら婦人科へ行ってきます。

 

婦人科の先生はとても穏やかで、こちらの質問にもしっかりと答えて下さる先生なので今後もこの先生のところへ通おうと思います。主治医の先生も「いい先生だったら教えて!他の患者さんにも紹介出来るから!」とのこと。

 

何はともあれ、女性の皆様、年に一度の子宮がん検診受けましょう。ちょっと痛いけれど、子宮体癌の検査まですることを是非ともおススメします。