フェリチン値が4→48で長年の貧血が治った!
最初に貧血だと気づいたのは妊娠中。
その時は栄養士さんに「ヘム鉄のサプリを飲むよう」に指導されていました。
妊娠後期になるとヘモグロビンの値が下がったので、鉄剤(フェロミア)を処方されました。
すると物凄い便秘に。
とてもじゃないけど続けられないと半月でやめました。
それから10年以上、ヘム鉄のサプリを飲み続けていました。
今の病院に通い始めて「フェリチン値」が低くて「貧血」と言われました。
昔は「ヘモグロビン」値で貧血と言われていましたが、今は「フェリチン(貯蔵鉄)」でも測るそうですね。もちろんヘモグロビン値も測りますが。
ヘモグロビンとフェリチンの違いを説明した分かりやすい例えがあります。
ヘモグロビンは「財布の中のお金」。すぐに出し入れ可能なお金。
フェリチンは「銀行に預けているお金」。すぐには使えないけれど、無いと困る。「貯蔵鉄」と言われる所以ですね。
私はヘモグロビン値は正常なのですが、フェリチン値が非常に低いです。
最初は「4」でした。正常値は大体10~80ng/m/ です。
主治医には鉄剤を薦められましたが、便秘がひどくて飲めない旨を伝えると「まあ、まずは喘息と副腎を何とかしよう。注射で鉄剤となると毎日打たないといけないからちょっと現実的じゃないわね」と言われました。
そのまま放っておいたのですが、不調なところはなるべく潰していきたいな、と自分で調べてみることにしました。
すると「うつ消しごはん」の著者、藤川徳美先生のブログにヒントがありました。
記事名は「ヘム鉄神話は崩壊した」です。
その内容は
「ヘム鉄は低容量。ヘム鉄よりも容量が高いキレート鉄!」ということでした(物凄いザックリしたまとめです)
「だからずーっとヘム鉄を飲んでいても一向にフェリチンが上がらなかったのか~」と納得です。
「じゃあキレート鉄を買おう!」と思ったのですが、市販では日本において流通していません。日本ではヘム鉄しか買えません。
そこで藤川先生おススメのNow Foods Iron 36mgをネットで買うことにしました。
通常は1錠ですが、藤川先生の「うつ消しごはん」にある通り、3錠飲むことにしました(私はフェリチン値がとても低いので)。
うつ消しごはん―タンパク質と鉄をたっぷり摂れば心と体はみるみる軽くなる!
- 作者: 藤川徳美
- 出版社/メーカー: 方丈社
- 発売日: 2018/11/05
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ちなみに私が以前飲んでいたフェロケルもキレート鉄になります。なので、もしかすると便秘になるかもしれないと思いました。吐き気が出る方もいますので気を付けて下さい。
そんな心配をよそに特に副作用はありませんでした。汚い話ですが、便の色が少し黒くなる程度ですw
それから続けること半年。何となく「そろそろ2錠にしてみようかな?」と適当に2錠にしてみました。
今、飲み始めてちょうど1年が過ぎたところです。
先日、主治医の話の流れてフェリチン値を見てもらうことになりました。
本日結果が出ました。
結果「48」!!!やりました~~!こんなに高い数値始めてじゃないかな?
なお、藤川先生は女性の場合フェリチン値100を目指していらっしゃるご様子ですが、「100は高すぎる」等、色んな意見がありますね。
私は「とりあえず中庸でいいかな~」というスタンスなので、しばらくは(あと半年位)1日2錠服用を続け、その後は規定量の1錠ずつでいいかなと思っています。60程度あればでいいです。
ともあれ、長年の貧血改善はとても喜ばしいことです。
ついでですが、今年も子宮頸がん、子宮体がんの検診に行ってきました。
がんの結果はまだ分かりませんが、気になっていた子宮筋腫。これはとても小さいそうで去年の筋腫発覚からさほど変化がないみたいで良かったです。ただ個数が多いみたいですね。閉経まで逃げ切りたいです。
右の卵巣嚢腫も今は見られないそうで良かった~~。一安心。
ただ、最近生理痛がひどいので、もしかすると漢方or黄体ホルモンのホルモン治療が入ってくるみたいです。
このお話はまた追ってしたいと思います。副腎にもちょっと関連する話なので、近いうちにエントリーを書きたいです。