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腹腔鏡下卵巣嚢腫&子宮摘出術レポート4

<手術後1日目(翌日)>

 

痛みとフットポンプの音と感覚、導尿の気持ち悪さで眠れずに朝を迎えました。

熱は37.5℃。まだ飲み食いは出来ません。

朝9時頃に主治医の先生がいらっしゃいます。傷の具合を確認し、どの程度寝返りが出来るかを見てくれます。私は45度位体を傾けられましたが、それで十分とのこと。

足を出来るだけ動かしてエコノミークラス症候群を防ぐように言われます。特に肥満の人は気を付けるようにとのこと。

「息苦しくて深く呼吸が出来ない」と伝えると、「時間が経過すれば治るけれど、万が一肺塞栓だと困るのでレントゲンを撮りましょう」ということになりました。

 

その前に午前中に「立ち上がってトイレに行く練習をしましょう」とのこと。

血圧計を付けながら立ち上がります。体調が万全でないと血圧は急降下します。その場合はもう少し待ってから再チャレンジするそうです。

私は血圧が下がることもなく、立てました。立てたら部屋の外(すぐ)にあるトイレまで点滴のポールを持ちながら歩きます。

歩けました!

ということで「トイレはOK」とみなして導尿カテーテルを抜きます。あ~~~~スッキリ!

と言ってもフラフラよぼよぼ歩くだけ。

にも関わらず先述のレントゲン撮影へ。

車いすが用意され、まずはそこに移ります。ハアハア。

そしてレントゲンへ向かい、撮影。寝かせてくれるのかな?と思ったら甘かった。

普通に立って正面と横向きを撮影され、軽く死線が見えましたw

 

レントゲンは異常なし。前回の記事の記載の通り、全身麻酔の気管チューブの影響のようでした。

 

朝ごはんまでは禁食でしたが、昼からは流動食です。どろどろの葛湯のようなお米とおかずがでます。半分以上食べればクリアとのこと(食べられないと点滴追加)で、何とか半分食べましたが、胃の膨満感がキツかったので、半分位でやめました。これだけ食べればびっくりだそうですよw

 

途中痛み止めの点滴やソルコーテフの点滴を入れつつ、生理食塩水も点滴で入れます。

 

午後になると「無料のお部屋が空きました」との嬉しいお知らせ。「でも引っ越しするにも私、動けないし」と思いましたが、看護師さんが全てやって下さり、私は点滴ポールを持ってヨタヨタ移動するだけで済みました。ありがとうございます。

 

移動先のお部屋はトイレまで少し遠くなってしまいましたが、歩く訓練のためにはちょうどいい。

 

夜からは半分柔らかいおかゆになりました。まだ胃の膨満感はあります。

 

先生が夜来てくださり、私の夕食の食べた量(半分を根性で)と先生を見かけて少しだけ速足になる私の様子をみて

「昨日あの大手術をして、昨日の今日でこれだけのごはんを食べて歩いている人はびっくりです。相当基礎体力がおありなんだと思います」とのことwwいや、もう、こちとら根性なんですよw

傷も含め、経過は良好とのことでした。胃の膨満感と気道の苦しさは麻酔のせいとのこと。

 

手術当日とこの日までは病院で借りた浴衣を着ていました。病院が暑かったことと、浴衣だとすぐに傷を見せることが出来るし、傷がズボンに当たらないかなと思ったのですが、浴衣である必要は無かったかなと思います。

 

というのも手術~立ち上がるまでは手術着を着ています。パジャマは着ません。この間、導尿カテーテルが入っているのでズボンは履けませんが術着を着ているので問題なし。

動けるようになり、導尿カテーテルを抜いてもらってから体を拭いて着替えさせてもらいます。

この時、私はレンタルの浴衣を着替えさせてもらったのですが、ここでもう普通のパジャマで良かったと思います。

 

というのも「浴衣ははだける」からです。立ち上がったりする時にふとんをめくると大体が浴衣がはだけています。お腹に穴をあけているので、のそのそと芋虫のようにしか動けません。浴衣がはだけていても不可抗力で直せません。結果、恥ずかしいですw

 

お腹の傷は下腹部なのでパジャマのゴムに当たりません。唯一当たるとしたらおへそなのですが私は肉が多いので無問題wもし当たって痛かった場合、別にガーゼを看護師さんが当ててくれるそう。

それと「明け方暑くて布団を剥いでいたけど、浴衣がはだけて下半身がめくれて寒くて軽く風邪をひいたかも」という状態になりました。

手術1日目から2日目の朝、浴衣がめくれたまま寝てたせいか朝起きたら咳と頭痛が。

「あ~これやってしまったかも!」と思いました。生足が全部出た状態で寝てたんですね。

やっちまいました。咳は結局一日続き、頭痛は薬を飲んで落ち着きましたが、術後の微熱もあるし、風邪なんだか手術のせいなんだか分かりません。ただ、術後の回復のために無駄な風邪はひきたくないですよね。

それを境に浴衣をやめてパジャマにしました。

 

手術1日目をまとめると

・午前中から歩く練習

・導尿カテーテルが外れる

・昼から流動食

・痛み止めの点滴は6時間ごと

・夜からはおかゆ

・シャワーは入れないので体を拭いてもらう

・熱は37.3℃位をウロウロ

・息苦しい

 

です。

 

続きます。