私がこれまでに経験したことを書くブログ

私がこれまでに経験したこと感じたことを書くブログです。

子供と共にお金について学ぶ

前回のエントリーでも書きましたが、私の両親は「固い人たち」で「投資は訳が分からない怖いもの。そんなことよりも汗水垂らして働くべき!」という考えの持ち主です。

お陰で堅実に私たちを育て、大学まで出してくれました。

 

私はそのままクレジットカードを持つことすら「怖いこと」と思い、ひたすら現金主義、お金は銀行に貯金するものだと25歳頃まで思っていました。

 

ネットの皆さんの色んな知識の共有のお陰で「カード」を作り、ネットバンクの方が預金金利が高くコンビニのATMで出入金しても手数料がかからないことが多いと知ってネットバンクの口座をいくつか作り、金融資産についてちょこっとだけ勉強をし、ついでにFP3級を取り、IPOで負け(ソフトバンク)、今はインデックスファンドをやっています。ひふみもやっていますが、積み立てはやめました。持ってるだけです。

 

これからの時代は「汗水垂らして働くだけ」じゃ生活を支えていくには不十分になるだろうなと感じることも多く、「お金に働いてもらえるようになったらいいな」と考えるようになりました。

そこで色々と勉強もしましたが、今の私は大した貯金も無く、「資産運用するレベルにない」ということでインデックスファンドの投資信託と現金の預貯金だけにしています。株などには手をつけていません。

「ほぼ当たらないだろう」と思いながらipoにも申し込んでいますが、その程度です。

 

ただ、子供には「お金に働いてもらうという手段もある」ということだけは教えておこうと思いました。

それについてはまず自分も勉強を、ということで。

 

いま君に伝えたいお金の話

いま君に伝えたいお金の話

 

 

 

 この2冊を読んでみました。分かりやすくて面白い!

特に2冊目の西原さんはFXで昔やらかしている漫画を読んでいたので、非常に面白かったです。

西原理恵子の太腕繁盛記 FXでガチンコ勝負!編

西原理恵子の太腕繁盛記 FXでガチンコ勝負!編

 

 

とりあえず子供に村上さんの「いま君に伝えたいお金の話」を読ませたのですが、中1になったばかりの息子にはピンとこなかったみたいです。

元々息子はお金への執着が非常に薄く、小遣いも私があげ忘れているとそのままということも多い(;'∀')

多分、小さい頃に何でも買ってあげていたので「自分のお金を持たなくても欲しいと言えばそれでいいじゃん」という脳内回路が出来上がっているのでしょうね。反省です。

 

そんな息子も最近は小遣い程度のお金の話は分かるようになってきたので難しい話は抜きにして、まず

 

私:「ねえねえ、アインシュタインが『人類最大の発明』って呼んだのって何だか知ってる?」

息子:「えー?核とか?」

私:「正解は『複利』でーす」

息子:「え?何?ふぐり?」

とまあ、こんな感じの息子なんですが、ここから「複利の話」をちょっと。

 

私:「例えばさ?君がママに100円貸したとするじゃん?でも大人の世界ではタダでお金を貸すということはしないの。お金を貸したら『貸してくれてありがとう代』っていう『利息』って名前の『ありがとう手数料』をつけて返すのが決まりなの。

 じゃあ、そのありがとう手数料を分かりやすく50%とするじゃない?(いや、そんなん闇金どころの騒ぎじゃないけど)そしたら君がママに貸して返ってくるのはいくら?」

息子:「150円」

私:「そうなんだよ。じゃあまたママがお金が必要になったから全部貸してってなったら、君はママに150円を貸すよね。そしたらまた50%手数料が上乗せされて返ってくるのよ」

息子:「今度は75円+して225円になって返ってくる」

私:「ということで、君の元々のお金は100円だったのに働かずしてお金が225円になる。ありがとう手数料が更にありがとう手数料を呼ぶのさ。それが『複利』っていうの。大人の世界でもこれが通用していて、ママもそれを意識してちょっとずつお金を貯めてるんだ。

だから、例えば極端な話だけど、君が200万円を持っていたとする。それをゲームのガチャに使ったら何も残らない。だけど適切な方法で管理をしていたら30年後に1000万円になって戻ってくる可能性もあるってこと。これが『お金に働いてもらって増えてもらう』ってことよ。そういうこともあるんだということを子供のうちから知っておくことも大事だよ」

という話をしました。半分理解して半分は???という感じでしたが、この話はおいおいですね。私もまだ理解出来てないところも多いので共に勉強していくという感じですね。

 

本来であれば、こういう教育を学校でもしてくれたらありがたいのですが(最近は租税教室などはあります)、まあ親も勉強が必要ですからいい機会として勉強してみようと思います。

 

基本、私は「ローリスク・ローリターン」で地道にやってます。