デュピクセント自己注射始めました
あっという間に5月も半ばですね。喘息が出やすい季節の変わり目となっておりますが、皆様いかがお過ごしでしょうか?体調を崩されておりませんか?
私はここ数年、喘息のコントロールが効くようになって点滴生活をせずに済んでいますが風邪をひいたり体調を崩しやすいことには変わりないので気を付けています。
今はちょっと胃腸の具合がイマイチです。うーん。
さて。デュピクセントに切り替えて2か月。2週間前から自宅でデュピクセントの注打つようになりました。
ゾレアから切り替えてみて不具合は何もありません。体調が悪化するとか、「やっぱり打てない」などもないです。
一度、打った跡が赤身を帯びていたことがありましたが、そのうちに消えました。
そのことで「万が一、薬のアレルギー(アナフィラキシーショック)が出るといけないので」と、点滴でラインを取りながら看護師さんの目前で打ちました。結果何も不具合はなし。何だったんだろうか。
前回から自宅で自分で注射をしてみました。ぜーんぜん大丈夫~~。ゾレアの時みたいに通う必要もないし、楽です~。ありがたや。
デュピクセントは2週間に一度、1本を打ちます。明日打つ日です。
自宅での注射の方法を簡単にご紹介しますので、今後デュピクセントの投薬を考えられている方の参考になれば。
最初に注意点なのですが、私は補助器具(マイデュピ)は使っていません。
看護師さん曰く、「補助器具がちょっとちゃっちくて、途中で止まったりすることがある」そうです。
途中で止まるとか外れるのは困るので、看護師さんのオススメ?通り「普通に注射する」ことにしました。
ですから、私は「マイデュピ無し」の打ち方になりますのでご了承ください。
・病院でデュピクセントをもらう。「要冷蔵」なので、病院から保冷バッグを貰い、その中に薬剤とアルコール脱脂綿、絆創膏、廃棄袋(使い終わった注射を入れる)を貰います。
・自宅に戻ったら冷蔵庫に薬剤を入れます。
すみません、後ろにオムレツが写りこんでますw
私は1ヶ月半毎の通院なので、3本処方されました。
・注射の50分前になったら冷蔵庫から出して、常温に戻します。
冷たいままでも打てるそうですが、痛いので常温に戻すことをおススメします。
・手を洗い清潔にします。お腹か太ももをつまみ、注射部位を脱脂綿で拭きます。
注射部位は毎度左右替えます。同じ部位に連続して注射をしないようにします。
・針のキャップを外し、斜め45度から注射針をゆっくり刺します。
・この時針を全部入れて下さい。意外とスルッと針が入って驚きます。
針を全部入れないと注射液が漏れることがありますので、全部入れて下さい。大して痛くないです。
・ゆっくりピストンを押します。
・最後までピストンが押せたら、押したままの状態で針を抜きます。
・ピストンから親指を離すと、針が自動で中に入ります。
・注射部位に絆創膏を貼ります。
・使い終わった注射器は病院で貰った廃棄バッグに入れ、病院へ持っていきます。その辺に捨てちゃダメです。脱脂綿は捨ててOK。あくまで注射器は自宅で捨てないでね。
・はい、おしまい。また2週間後~~~。
ってことです。簡単でしょ?
ここに自己注射についての手順が詳しく書いてありますので、ご覧下さい。
私はお腹に打っています。左右どちらに打ったか、いつ打ったか分からなくなってしまうので、グーグルカレンダーに「デュピクセント右(左)」と書いています。
自己注射は本当に楽です。色々な病気でこの方法が広がればいいなと思います。
最近、副腎クリーゼ時にヒドロコルチゾンの自己注射がOKになったという話を聞きました。
しかし、こちらは自己注射用の注射器ではなく、病院で打つように普通の注射器で筋肉注射をしなければいけないので、自分で打つのは難しそうです。家族に頼むにしてもちょっとハードルが高そうです。
これがエピペンみたいに使えるようになったら助かるなぁ。製薬会社の方、どうか宜しくお願いします!
欧米ではコートリルの徐放剤もあるそうで、これを使うとコルチゾールの日内変動にかなり近づけることが出来るそうです。日本でも販売されるといいですね。
とは言え、デュピクセントのお陰でQOLが上がったと思います。
今はコロナで余り外には出られませんが、コロナが落ち着いた暁にはどんどん外出をしたいです。