私がこれまでに経験したことを書くブログ

私がこれまでに経験したこと感じたことを書くブログです。

そんなに人体は簡単じゃない(と思っている)

梅雨明け頃から体調絶不調は続いております。

主な症状は

・重めのだるさ

片頭痛

・モヤッとした慢性的な吐き気

・大量の発汗

がメインです。

 

先週は夏休みが終わって気が抜けたのもあったのか結構ひどくて、料理をしている1~2時間も立っておられず、途中でハタハタハタハタ・・・・と冷や汗の様な汗を大量にかいた後に気持ち悪くて座って休むをしていました。

お蔭で煮物焦がしたよ(泣)

今朝は朝起きた瞬間に「もや~~~ん」という吐き気。

「これは、記憶にある吐き気だぞ・・・。

『つわり』だ!」と。

15年ぶりのつわりもどき。しばらくしたら治って、今日は掃除、料理、買い物、ヘアカットなど午前中は精力的に動けましたが、疲れるとドッとくるので要注意。ブレーキかけながら生活しています。

 

そして上記の症状はまさしく「更年期障害」ですね。

今、ホルモン治療のために飲んでいる薬は「ディナゲスト錠」です。

ピルと違って黄体ホルモン(プロゲステロン)のみ抑えるものですが、副作用として更年期の症状が出ることがあるそうです。

飲み始めて3日位はちょっとだけ吐き気があったものの、その後何事もなく順調で、手術の方も2か月もすると子宮と片側卵巣全摘(もう片方は嚢腫部分だけ切り取り)の手術をしたことすら忘れてしまう位だったのに、術後半年を経てこんなに体調が悪くなるとは何事ぞ。

母と妹が素人考えで言ったことは

「最初はさ、臓器が無くなったこととか、ホルモン剤がまだ体に馴染んでいなかったんじゃない?体も何が起こっているのか良く分かっていなかっというか。それが半年位経ってきて体が『あれ?子宮と卵巣が半分無くなってる?ホルモンも変わってきた?』と気づいちゃって具合が悪くなってるんじゃない?

そもそも、子宮とか卵巣とか臓器を取って『何でもないです~』って人ってそうはいないんじゃない?何かしら不定愁訴はあるんじゃないかね?」とのこと。

母と妹は医療従事者でもない、ただの素人ですが、「一理ある」と思ってしまいました。

 

というのも、コロナ一つにとっても風邪と変わらない位軽い方もいれば、命を落とす方もいる。後遺症が残る方もいる。それぞれが違いますよね。

 

私も副腎機能低下症が分かった当時、すぐにコートリル(ステロイド)の補充療法が開始され、「理論上」は「速やかに症状は改善し、余命も日常生活も影響はない」とのことでした。

でも飲み始めて半年位は全然体調も安定せず、むしろ太ったり浮腫んだり、だるかったり「これ、本当に合ってるんですかね?!」と思う位でした。

副腎機能の低下していた期間が長ければ長い人ほどコートリルを補充した後に体が安定するまでの時間がかかるという話を後日聞きました。

同じ病気の患者さんでも「『補充すれば問題ない』というけれど、じゃあ何故こんなに失神したり、熱が出たり、だるくなったりするんだ!」とおっしゃる方が多い。

特に副腎皮質ホルモンはかなり繊細なホルモンで、日内変動もあるし、日々の体調によって細かな調節をされているホルモンなんです。

それを毎日決まった量を飲んだだけで「はい!元気ですね!」って訳にはいかないでしょと思っていました。

実際、私も自分では気づかなくても疲れが溜まっていたりすると、いきなり電車の中で冷や汗かいて気分が悪くなったりすることもありました。

「人体ってそんな算数みたいに単純じゃないよな~」と思います。

 

先生は子宮を取ることによるデメリットは何もないと仰ったし、理論上は卵巣が一部残ればホルモンは問題ないということだし、ですが、体にメスを入れるということは何かしら後々残っていてもおかしくないなと感じます。

同じく子宮内膜症で開腹手術を15年前にした妹ですら、未だに雨の日になると傷が痛むと言います。

「そりゃ、お姉さん、子宮と卵巣取って、ホルモン剤を2種類飲んで、他にもたくさん薬やら吸入やら注射やらしてれば体もびっくりするよ」と妹。

確かにそうなのかもしれません。

 

今年はとにかく息子を高校に入れることが大きな役目なので、他のことはあんまり考えず気楽に過ごそうと思います。

隙あらばすぐに自分を追い込もうとするのは良くないですなぁ。

余計病気を作っちゃいそう。メンタルは「柳の如くしなやかに」が一番。ぶつかってポキンとなるより、しなやかにゆらゆらと色々とかわせる方が体にもいいかと思います。

 

体調が悪いのは続くかもしれませんが、原因探しに躍起になり過ぎず、「そのうち良くなるだろう」位な気持ちで回復するまで気長に待ってみようと思います。